iPhoneでYouTubeを倍速再生(1.25倍以上)しているとき、ワイヤレスイヤホンのボタンで「再生」はできるのに「一時停止」だけができない——そんな経験はありませんか?
「イヤホンの故障かな?」と思いがちですが、実はこれiPhone(iOS)とYouTubeアプリ側の仕様が原因で、多くのサードパーティ製(=Apple純正以外)イヤホンで起こります。最近はタイパ(タイムパフォーマンス)重視で倍速視聴する人が増えているので、地味に困っている人が多いはずです。
この記事では、症状・原因・対処法を、当ブログで実際に複数機種を検証した結果とあわせて解説します。「イヤホンを買い替えれば直るの?」という疑問にもお答えします。
症状:YouTube倍速再生中、イヤホンで一時停止だけできない
具体的には、iPhoneのYouTubeアプリで以下のようになります。
- 1.25倍速以上:イヤホン側のボタンで再生はできるが、一時停止ができない
- 1倍速・0.75倍速以下:再生も停止も問題なくできる
- YouTubeアカウントにログインしているときに発生:当ブログの検証では、ログインしていない(アカウントなしの)状態では問題なく操作できました
- Androidでは起きない(iPhone・iOS特有):同じ操作でもAndroidスマホでは問題なく一時停止できました
再生できるのに停止だけできないので、「イヤホンの不具合?」と勘違いしやすいのが厄介なところです。iPhone本体の画面をタップすれば止められるため、原因に気づかないまま使い続けている人も少なくありません。
原因:iPhone(iOS)とYouTube側の仕様
この症状は特定のイヤホンの故障ではなく、iPhone側でそういう挙動になっているものです。実際、Apple純正のAirPodsでは問題が起きず、サードパーティ製イヤホンの多くで発生します。価格.comの掲示板などでも、ShokzやBOSEなど他社製イヤホンで同じ症状が報告されています。
実際、筆者はもともとAndroidスマホを使っていたころはこの症状に遭遇したことがなく、iPhoneに機種変更してから倍速再生時の一時停止ができなくなりました。イヤホンは変えていないのに症状が出たことからも、原因がイヤホン側ではなくiPhone(iOS)側にあることがわかります。
ポイントは「物理ボタンかタッチか」は関係ないこと。当ブログの検証では、同じ物理ボタン式でも操作できる機種とできない機種があり、ボタンの種類は原因ではありませんでした。あくまでイヤホン側がiPhone/YouTubeとどう連携しているかの違いです。
※iOSやYouTubeアプリのバージョン、イヤホンのファームウェアによって挙動が変わる可能性があります。本記事は2026年時点で当ブログが確認した内容です。
機種別:倍速中に操作できる/できない(検証&口コミ)
| イヤホン | 倍速中の一時停止 | 情報源 |
|---|---|---|
| AirPods(純正) | ◎ できる | 当ブログ検証 |
| Anker Soundcore Life A3i | ◎ できる | 当ブログ検証 |
| Sony WF-1000XM4 | ◎ できる | 口コミ(掲示板) |
| Anker Liberty 5(最新) | × できない | 当ブログ検証 |
| Anker Soundcore Life P2 | × できない | 当ブログ検証 |
| Shokz Aeropex | × できない | 口コミ(掲示板) |
| BOSE 各種 | × できない | 口コミ(掲示板) |
興味深いのは、Ankerでも機種によって差があること。当ブログの検証では、廉価な「Life A3i」は倍速中も操作できたのに対し、最新の「Liberty 5」や「Life P2」ではできませんでした。値段や新しさとは無関係で、同じメーカー内でもバラつきがあります。
なお、Anker Liberty 5については価格.comの掲示板でも「再生速度を速くすると停止・再生ができない」と報告されており、当ブログの検証と一致しています。
逆に、他社製でもSony WF-1000XM4のように操作できるという報告もあります。「純正AirPodsなら確実、他社製は機種によりけり」というのが実情です。
純正以外で確実性を求めるなら、Sony WF-1000シリーズが候補になります(AirPods以外での数少ない「操作できる」報告例です)。
※イヤホンだけでなく、カーナビ(車のBluetoothオーディオでYouTubeを再生した場合)でも同様に、倍速再生中は一時停止ができません。iPhone側の挙動なので、接続する機器を問わず起こります。
対処法5つ
① ブラウザ版のYouTubeで見る(いちばん手軽)
SafariやChromeなどのブラウザでYouTubeを開くと、倍速再生中でもイヤホンで一時停止できるという報告があります。アプリではなくブラウザで見るだけなので、今すぐ試せます。
② 1倍速で見る
そもそも1倍速なら問題は起きません。倍速視聴にこだわらない場面ではこれで回避できます。
③ iPhoneの画面で操作する
根本解決ではありませんが、画面タップでの停止は普通にできます。
④ アプリの再インストール・Bluetooth再接続
YouTubeアプリを入れ直す、Bluetoothを一度切って再接続する、アプリを完全終了して開き直す、で改善する場合があります。
⑤ 倍速中も操作できるイヤホンを使う
確実なのはAirPods。ただしAirPodsは高額なので、安く済ませたいならAnker Soundcore Life A3iが有力です(当ブログ検証で倍速中も操作OK)。
⑥ YouTubeアカウントからログアウトして見る
当ブログの検証では、YouTubeアカウントにログインしていない状態なら、倍速再生中でもイヤホンで一時停止できました。どうしてもイヤホンで操作したい動画は、一度ログアウトして視聴するのも手です(ただし履歴やおすすめが使えなくなる点には注意)。
コスパ重視ならAnker Soundcore Life A3i
AirPods(Proは実売3万円前後)は確実に操作できますが、価格がネック。「倍速でも操作できて、なるべく安く」という人には、実売6,000〜7,000円台のAnker Soundcore Life A3iがおすすめです。当ブログの検証では倍速中の一時停止もでき、アクティブノイズキャンセリングも付いています。
→ 詳しいレビュー:Anker Soundcore Life A3iレビュー|物理ボタン搭載の現行ワイヤレスイヤホン
「やっぱり純正が安心」という方はAirPodsを。iPhoneとの相性は間違いありません。
操作性で選び直したいなら
倍速中に一時停止できるかどうかは、イヤホン側の操作方式にも左右されます。物理ボタン式はタッチ式より誤作動が起きにくく、e☆イヤホンなら操作方式から候補を絞り込めます。
よくある質問
イヤホンが壊れたわけではない?
はい。iPhone(iOS)とYouTube側の仕様による症状で、イヤホンの故障ではありません。1倍速では正常に操作できることが、その証拠です。
物理ボタンのイヤホンなら操作できる?
いいえ、物理ボタンかタッチかは関係ありません。当ブログの検証でも、物理ボタン式のP2は操作できず、同じ物理ボタン式のA3iは操作できました。
Androidでも起きる?
この症状は主にiPhone(iOS)で報告されています。倍速中の操作を重視するなら、まずはお使いの環境で試してみてください。
いちばん簡単な対処法は?
ブラウザ版YouTubeで見ることです。アプリをブラウザに変えるだけで、倍速中も一時停止できるようになる場合があります。
参考:本記事で「操作できなかった」機種
※以下は倍速中の一時停止ができなかった機種です。この用途には不向きですが、製品そのものを検討したい方向けにリンクを掲載します。
まとめ
iPhoneのYouTube倍速再生でイヤホンの一時停止ができないのは、iPhoneとYouTube側の仕様であり、イヤホンの故障ではありません。物理ボタンかどうかも無関係で、機種によって操作できたりできなかったりします。
手軽に直したいならブラウザ版YouTube、買い替えるなら確実なAirPodsか、コスパのいいAnker Soundcore Life A3iがおすすめです。
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