「せっかくAnkerの65W充電器を買ったのに、ノートパソコンがなかなか充電されない…」
先日まさにこれをやらかしました。充電器はちゃんとPD(急速充電)対応。なのに低速充電にしかならない。原因を調べてわかったのは、充電器の性能をフルで使えるかどうかは「ケーブル」で決まるということでした。
この記事では、私の失敗談をもとに、
- なぜPD対応でもワット数が足りないのか
- 失敗しない充電ケーブルの選び方
- 迷ったときの「とりあえずコレ」
をまとめます。結論から言うと、ノートPCも充電したいなら「100W対応・eMarker内蔵」のケーブルを選べば間違いなしです。
Ankerの65W充電器でノートPCが低速充電に…犯人はケーブルだった
Ankerの65W充電器(Anker Nano II 65W)を買って、ノートパソコンにつないだところ、なぜか低速充電の表示。スマホは普通に急速充電できるのに、ノートPCだけ電力が足りない様子でした。
使っていたのはiPhoneに付属していたUSB-Cケーブル。このケーブルもPD(急速充電)には対応しているのですが、対応できるワット数が60Wまでで、65Wを求めるノートPCには一歩足りなかったのです。
充電器(65W)は悪くない。ノートPCも悪くない。ボトルネックはケーブルだったというオチでした。
なぜPD対応でもワット数が足りないの?(eMarkerの話)
「PD対応ケーブル」と書いてあっても、実は流せる電力に上限があります。ここがややこしいポイントです。
- eMarker(イーマーカー)チップが入っていないケーブル:最大60W(20V/3A)まで
- eMarkerチップ入りのケーブル:100W(20V/5A)や240Wまで対応
eMarkerは「このケーブルは何ワットまで流せますよ」という情報を機器に伝える小さなICチップです。これが入っていないと、ケーブル側が安全のために60Wで頭打ちにしてしまいます。
iPhone付属のケーブルはまさに「eMarkerなしの60Wまで」タイプ。スマホの充電には十分でも、65W以上を欲しがるノートPCには足りなかったというわけです。
ざっくり言うと
・スマホだけ充電 → 60Wケーブルで十分
・ノートPCも充電したい → 100W対応(eMarker内蔵)ケーブルが必要
失敗しない充電ケーブルの選び方【3つのポイント】
① ワット数(W)は「100W対応」を選ぶと安心
一番大事なのがワット数です。ノートPCまで充電するなら100W対応を選べば、ほぼ困りません。
- スマホ・タブレットだけ → 60Wでも可
- ノートPC(〜65Wクラス)も → 100W対応
- ハイエンドPC・ゲーミングノート → 140W〜240W対応
② 「eMarker内蔵」と書いてあるか確認
100W以上に対応するには、前述のeMarkerチップが必須です。商品ページに「eMarker内蔵」「100W対応」「5A対応」などの記載があるかをチェックしましょう。逆にこの記載がないケーブルは、60Wで頭打ちの可能性が高いです。
③ 長さ・耐久性・メーカーで選ぶ
- 長さ:デスクなら1〜2m、持ち運びなら短め(0.3〜1m)が取り回しやすい
- 耐久性:ナイロン編み(braided)タイプは断線しにくく長持ち
- メーカー:AnkerやUGREENなど、実績のあるメーカーが安心
なお、スマホの充電が遅くて困っている場合は、スマホの充電が遅い原因と対処法|急速充電のコツと断線しにくいケーブルの選び方もあわせてどうぞ。
迷ったら「高いワット数」を選べば失敗しない(ただし価格は上がる)
正直、細かいスペックで悩むのが面倒なら、とりあえず100W(できれば140Wや240W)対応の高ワット数ケーブルを1本買っておけば間違いありません。
高ワット数のケーブルは、低ワットの機器に使っても問題なし(機器側が必要な分だけ引っ張る仕組みです)。「対応ワット数が高い=どんな機器でも安心」ということです。
デメリットは価格が少し高くなることくらい。とはいえ数百円〜千円台の差なので、「充電が遅い…」とストレスを抱えるより、最初から余裕のある1本を選ぶのがおすすめです。
おすすめの充電ケーブル(Anker/UGREEN)
ノートPCも見据えるなら、100W対応・eMarker内蔵のUSB-C to USB-Cケーブルを選びましょう。AnkerとUGREENどちらも信頼できるメーカーです。
- Anker USB-C & USB-C ケーブル(100W/240W):ナイロン編みで丈夫。長さの選択肢も豊富。
- UGREEN USB-C ケーブル(100W):コスパ重視ならこちら。L字(90度)タイプもあり、デスクでの取り回しが良好。
充電器は「Anker Nano II 65W」が結局ベスト【口コミも紹介】
ケーブルとセットで揃えるなら、充電器はAnker Nano II 65Wが鉄板です。私も使っていますが、とにかくコンパクトです。
口コミ・レビューで評価が高いポイントをまとめました。
- とにかく小さい:GaN(窒化ガリウム)採用で、従来のACアダプタより約60%小型化。バッグもデスクもスッキリ。
- これ1台でスマホ〜ノートPCまで:65WあればMacBook AirクラスのノートPCも充電可能。
- 発熱が控えめ:高出力でも熱くなりすぎず、過電圧保護・ショート防止などの安全機能も充実。
- プラグ折りたたみ式:持ち運び時にカバンの中を傷つけない。
「ACアダプタが大きくてかさばる」「充電器を何個も持ち歩きたくない」という人にこそハマる1台です。
よくある質問(FAQ)
Q. スマホしか充電しないならケーブルは何でもいい?
A. スマホだけなら60Wケーブル(iPhone付属など)で十分です。ただしノートPCも充電する予定があるなら、最初から100W対応を選んでおくと使い回せて便利です。
Q. 100W対応ケーブルをスマホに使っても大丈夫?
A. 問題ありません。機器側が必要な電力だけを受け取るので、過剰に流れて壊れることはありません。
Q. eMarker内蔵かどうか、見た目で分かる?
A. 見た目では判別できません。商品ページの「100W対応」「eMarker内蔵」「5A」などの表記で判断しましょう。
Q. 充電が遅いのは充電器とケーブルどっちが原因?
A. どちらもあり得ますが、「充電器はPD対応なのに遅い」場合はケーブルが原因のことが多いです。まずはケーブルを100W対応に替えてみてください。
まとめ
- PD充電器の性能をフルで使うには、ケーブル選びが超重要
- eMarker非搭載のケーブルは60Wで頭打ち → ノートPCには足りないことがある
- ノートPCも充電するなら「100W対応・eMarker内蔵」ケーブルを選ぶ
- 迷ったら高ワット数(100W以上)を選べば失敗なし(価格はやや高め)
- 充電器はコンパクトなAnker Nano II 65Wがおすすめ
「充電器を買ったのに遅い…」の多くは、ケーブルを替えるだけで解決します。せっかくの急速充電、ケーブルまでこだわってフルに使い倒しましょう。


コメント