火災保険は使わないと損!?補償範囲・申請方法・見直し

火災保険のアイキャッチ 節約

火災保険は使ったことありますか?

加入しているけど使ったことはない方は結構いるんじゃないでしょうか。

「火災保険」という名前ですが、火災以外でも補償されます。

保険内容によっては自動車保険や医療保険などより使いやすい保険なんです。

もしかしたら100万円以上も給付金が出る損害の請求を忘れているかもしれません。

実は私自身も補償対象でないと思っていたことが、対象だったりして請求したら給付金がいただけたこともありました、、、

そんなこともあり情報共有させていただきます!

本記事では私が保険を契約・給付金申請した時にわからなかったことをまとめてみました。

最後まで読むことで次のことがわかるようになります。

・火災保険の対象・補償範囲・オプションを知る

・被害にあったときの給付金申請手順

・保険を見直す

請求期限は3年なので対象の方はすぐに手続きするようにしましょう!

火災保険の対象・補償範囲・オプションを知る

火災保険1

補償対象

補償される対象を決めます。

保険の対象は大きく2つです。

「建物の補償」と「家財の補償」です。

契約は3パターンあり、「建物と家財」「建物のみ」「家財のみ」となります。

それでは建物と家財の補償対象を確認していきましょう。

建物の補償

建物の補償はお持ちの建物、カーポート、塀、物置、床暖房、給湯器などの建物や土地から動かせないものが対象となります。

いかがですか?

意外と補償の対象が広くないですか?

また、火災保険契約後に設置したものでも補償の対象になります。

例えば、火災保険契約1年後に設置したカーポートも対象となりますので覚えておきましょう!

家財の補償

続いて家財の補償ですが家具、家電製品、貴金属などの動かすことかできるのもが対象となります。

普段使用している家電製品も対象となりますので補償の対象が広いことがわかります。

例えば、テレビを移動中に落として壊してしまった場合も対象となります。

補償の範囲

補償の範囲とはどのようなことが起こった時に補償されるかを決めます。

補償の範囲は各項目で加入するか選ぶことができます。

それでは、各補償の範囲を確認していきましょう。

火災・落雷・破壊・爆発

基本の契約のため自動でセットされます。

火災と落雷はイメージし易いですね。

破裂・爆発は「ガスが漏れていて火を付けたら爆発した」「ガスボンベが加熱され破裂した」などの被害になります。

風災・雹災(ひょうさい)・雪災

風災は台風や突風による被害です。

水災

台風や大雨、高潮による床上浸水などの被害です。

水災の補償が付いていないと台風による床下浸水は対象となりませんので注意が必要です。

土砂崩れも水災の対象となる可能性が高いです。

水災補償の有無は保険金額に大きく影響します。

補償を付けるかは、各自治体のハザードマップを確認して発生し易い場所かを確認した上、検討すると良いでしょう。

外部からの衝突・水濡れ・盗難

自動車が建物やフェンスに衝突した、ボールが飛んできて窓が割れる被害を受けたなどが対象です。

例えば、未来からデロリアンが来て納屋が壊れたとしても対象となると思います!

水道の閉め忘れが原因で床が損傷した被害も対象です。

破損・汚損

幅広い内容が補償範囲になります。

ざっくりいうと「うっかり」起こしてしまった被害が補償されます。

例えば

  • 子供がテレビを倒して壊してしまった。
  • パソコンを落として壊してしまった。
  • 自宅に駐車する際にカーポートを壊してしまった。

どうですか?

こんなことまで補償の対象になるの?って思うことばかりじゃないでしょうか。

支払い件数が多いのも「汚損・破損」になります。

幅広く対象となる「汚損・破損」ですが一部補償されないことがあります。

  • 自然故障
  • 故意による破損
  • 機能に影響のない軽微な破損(冷蔵庫に傷がついたが冷やす機能に影響がない等)
  • スマホやメガネなど日常的に壊れ易いもの

生活していれば一度は起こることが対象となりますので、こちらの補償が対象だと安心ですね!

地震保険

火災保険に加入することで地震保険はオプションで加入できます。

地震で発生した損害を補償します。

個人賠償責任保険

加入者の家族が他人にケガをさせたり、物を壊したりした時に補償されます。

自動車保険でも個人賠償責任保険はオプションで加入できますので重複がないことを確認してください。

補償対象と補償の範囲

火災保険は補償対象と補償の範囲を決めて加入する必要があります。

建物 家財
火災・落雷・破壊・爆発 火災で床や天井が燃えた 火災でソファーが燃えた
風災・雹災(ひょうさい)・雪災 台風でカーポートの屋根が壊れた 台風で窓ガラスが割れて室内のパソコンが壊れた(窓ガラスは建物の対象)
水災 大雨で床上浸水となり床が腐った 大雨で床上浸水となりテレビが水没した
外部からの衝突・水濡れ・盗難 車がフェンスに衝突して破損した ボールが飛んできて室内に置いてあったパソコンが壊れた
破損・汚損 子供が室内の壁に穴を空けた 子供がテレビを倒して壊した

賃貸住宅向け火災保険の3点セット

賃貸の場合は次の3点をおすすめします。

  • 火災保険(家財保険)・・・入居者の家財(家電・家具)一式を補償
  • 借家人賠償責任保険・・・大家さんに対する補償、火災で部屋に損害を与えた
  • 個人賠償責任保険・・・日常生活のトラブル補償、漏水で下の階に損害を与えた

 個人賠償責任保険は自動車保険の特約で入っていることもあるので重複に注意しましょう。

被害にあったときの給付金申請手順

被害に遭ってしまった場合の、申請の手順を確認していきます。

①被害状況を確認する

写真を撮影するなどしてどれだけ被害があるかを細かく確認しておきます。

申請時に写真が必要となりますので被害状況がわかりやすいのが重要です。

また、家全体も撮影しておきましょう。

②保険会社へ連絡する

保険証書を準備した状態で連絡します。

「①」で確認した被害状況を伝えます。

③見積もりを取る

修理業者に見積もりを依頼して、見積書を作成してもらいます。

今回被害を受けた修理に該当する分だけの見積もりを作成するようにしましょう。

ついでに修理する見積もりとは分けて作成してもらいます。

④申請記入

保険会社の申請フォーマットに従って次の内容を記入していきます。

保険金請求者

ご自身の住所や名前です。

契約内容

証券番号です。

保険金振込先

振込先の口座番号です。

事故の内容

発生日時は3年以内でないと時効となり申請できません。

発生場所は被害が発生した場所です。

発生状況は簡潔に書きましょう。

例えば、台風◯◯号でカーポートの屋根が飛んだ。

⑤保険会社に申請

申請書・見積もり・写真を発送します。

⑥損害の現地調査

請求費用が高額な場合は保険会社が依頼した保険鑑定人による現地調査があります。

保険会社からの依頼で来ますが、立場としては中立になります。

⑦給付金入金

保険会社の調査が完了すると給付金が支払われます。

金額に納得が行かない場合は、不服申し立てをすることができます。

申請の仕方がわからない・不安な方へ

火災保険の申請をサポートしてくれる業者がありますので依頼してみましょう。

デメリットととしてご自身で申請するよりは手数料が取られてしまいます。

しかし、申請せず給付金がいただけないよりは断然いいです。

成果報酬型で給付金が入らならければ支払いが発生しないのも安心です。

また、一級建築士による調査にこだわっております。

手数料(給付金に対して)も業界平均35%のところ26.9%で業界でも最安値です。

不安な方や困った方は是非ご検討ください。

メール・LINE・電話で問い合わせができます。

↓申請に不安のある方はこちらがおすすめです。

火災保険を見直す

保険見直し

火災保険のことを知ったところで

「今加入している保険に過不足があるので見直したい」

「もう少し安い保険に変更したい」

となりませんか?

見積もりしてみよう

見直すことで今後不測の事態に対応できたり、費用を抑えたりできます。

加入の際は一度見積もりをしてみることをおすすめします。

比較検討するため一括見積もりがおすすめです。

大手保険会社が揃っていて無料で見積もりができます。

見積もりをして納得のいく商品がない場合は契約の必要もありません。

気軽に試してみてください!

見積もり手順

加入したい補償対象と範囲を確認しましょう。

①補償の対象を選ぶ「建物と家財」「建物のみ」「家財のみ」

②家財保険の金額を決める

 金額がわからない場合はこちらが目安になります。

20代・・・700万円

30代・・・1000万円

40代・・・1300万円

50代・・・1600万円

大人一人追加・・・+100万円

子供一人追加・・・+50万円

例えば、30代4人家族(大人2人、子供2人)の場合は1200万(1000万+100万+50万+50万)と計算できます。

金額は家財(家にあるもの)の量で大きくかわりますご自身の状況でご検討ください。

③補償の範囲を決める

④地震保険や個人賠償責任保険のオプション加入を決める

見積もりした後は

変更する際は新しい保険に加入した後で現在の保険を解約する

変更は新しい保険を契約してから現在の保険を解約することで無保険期間をなくせます。

新しい保険に入り次第、現在の保険は速やかに解約してください。

万が一重複期間中に損害が発生してもそれぞれから補償金が出て2倍とはなりませんので重複は意味がありません。

解約タイミングはいつがいい?

解約タイミングはすぐでも大丈夫です。

現在保険に加入している場合、未経過期間分の保険料は「解約返戻金」として戻ってきます。

解約返戻金の金額は、契約時の保険料×未経過料率で計算できます。

例えば、10年で契約していてちょうど半分の5年経過した時点で解約すると、未経過料率は50%となり最初に支払った保険料の半分が返金されます。

各保険会社で若干の違いがありますのでご自身が加入している保険会社で確認してください。

ほぼ100%戻ってくるので今より条件のいい保険があればすぐに変更することで今後無駄に支払う金額をなくすことができます。

賃貸の場合指定の火災保険があるか確認

指定の火災保険がある場合は変更すると契約違反となるとなりますので注意が必要です。

指定がない場合、賃貸契約時に一緒に加入した火災保険はだいたいはご自身で加入するより高いので見直しをすれば同じ条件で安くなります。

賃貸契約時に不動産屋で用意されている火災保険の相場は2万円です。

自分で契約すれば1.5万円ぐらいになります。

早めに変更するのがおすすめ 

2022年10月から10年契約が廃止され、最長5年契約となります。

長期契約の方が保険料が安くなりますので最長で入るのがお得です!

まとめ

一戸建てや賃貸で必ず必要になってくる火災保険ですが、火災でなくても使えるのはご存知でしたか?

家に損害を受けた場合は使えるのは知っていたけど、カーポートや家電製品にまで使えるなんて知らなかった・・・なんてことも。

保険料を支払って入っている火災保険ですから、火災はもちろん「うっかり」で壊してしまい対象だった場合はしっかり申請しましょう。

忘れていた分も3年以内であれば申請できます。

また、補償内容を知って補償を追加したいと思った方は、見積もりをして変更を検討してみてください。

↓申請に不安のある方はこちらがおすすめです。

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