エアコンの風が臭いけどどうすればいい?
このようなことでお悩みではないでしょうか?
だいたいはフィルターやフィン(熱交換器)の汚れが原因です。
私自身も新しくエアコンを設置して1年で臭くなってしまい、においをなくす方法をいろいろ試してきました。
その中でも実際に効果があり、セルフでもできる方法をご紹介します。
今回の記事では
・エアコンが臭う原因は?
・セルフでできる掃除方法
・においの予防方法
・汚れがひどい場合はクリーニング業者に依頼
について説明しています。
本音をいいますと自分で掃除するのは故障のリスクがありますので、業者に依頼してクリーニングしてもらう方が安全です。
しかし、クリーニング費用は「お掃除機能なしで1万円」「お掃除機能ありで2万円」と考えるとどうしても頼みづらい金額です。
この記事ではセルフでできる掃除として、「エアコン洗浄スプレー」を使用した方法をご紹介します。
故障の原因とならないように、注意するポイントも記載しました。
ただし、セルフ作業となりますのであくまでも自己責任でお願いします。
エアコンが臭う原因は?
ほとんどの場合カビが原因です。
送風ファンやフィルター、フィン(熱交換器)にカビが発生することで、送風口から出てくる風に臭いが付きます。
カビが発生しやすい条件は「汚れ」「室温30℃ぐらい」「湿気」です。
「汚れ」はフィルターやフィンの掃除をしていないとホコリが溜まります。
「室温30℃ぐらい」は夏場にエアコンがついてない室温ぐらいです。
「湿気」は冷房を停止するとフィンに結露が発生します。
ということは夏場のエアコン停止後が、カビが発生する条件としてパーフェクトになります。
このカビが発生する条件を回避する方法について「臭いの予防方法」で後ほどご説明します。
セルフでできる掃除方法
セルフでできる掃除方法は「フィルター掃除」と「フィンの洗浄」です。
実は送風ファン(シロッコファン)という回転して風を送る部品も結構汚れます。
ですが、送風ファンをセルフで掃除しようとすると部屋を汚さないように保護したり、カバーなどの部品を外したりする必要があるため簡単にはできません。
この記事では「フィルター掃除」と「フィンの洗浄」にしぼってご説明します。
フィルター掃除方法
フィルターの掃除が一番簡単なので、まずは掃除をして臭いがなくなるか確認しましょう。
キッチンがある部屋のエアコンは油が付着していますので、水だけでは綺麗になりません。
洗剤を使用して洗うようにしましょう。
油で汚れたほこりは固まりやすく、ふわふわしていないのが特徴です。
フィルター掃除手順
①正面のカバーを開ける
カバーを上げすぎると破損の原因となりますので、カバーがロックされる位置まで開けます
②フィルターを外す(だいたいは2個)
手前に引き抜くと取り外せます
③フィルターに付いているほこりを掃除機で吸い取る
④残ったほこりを水で洗い流す
⑤【油汚れがある場合】台所用中性洗剤で洗う
⑥乾燥させる
⑦フィルターを戻す
⑧正面カバーを閉じる
フィンの洗浄
注意:故障の恐れがあるため自己責任でお願いします。
市販のエアコン洗浄スプレーを使用して掃除をします。
こちらがおすすめです。
おすすめ理由として
- 噴射の力が強い
- 量が多い
- 価格が手頃
フィン掃除手順
①コンセントから電源コードを抜く
作業前に確実に電源コードを抜いてください
②正面カバーを開ける または 取り外す
③フィルターやダストボックス(お掃除ロボ付きのみ)を取り外す
④フィンのほこりを古い歯ブラシでとる
フィンは薄い金属でできているので、フィンのスリット方向(上下)のみ動かしましょう
④エアコン洗浄スプレーを吹き付ける
エアコンの右側は制御基板などがありますので、近くを洗浄するのはやめておきましょう。
スプレーはエアコン1台につき必ず1本使い切るようにします。
使い切らないと汚れが詰まり、故障の原因となります。
また、使用前には5、6回スプレーを振ってください。
⑤10分以上放置する
⑥フィルターを戻す
⑦正面カバーを閉じる
⑧電源コードをコンセントに挿し、動作確認する
水漏れが起きたらドレインホースクリーナー
修理に出す前に「ドレンホースクリーナー」を試してみましょう。
洗浄スプレー後の水漏れは、洗浄スプレーで取れた汚れがドレンホース(排水する管)に詰まることが原因と考えられます。
ドレンホースクリーナーを使用することで解消するかもしれません。
ドレンホースクリーナー作業手順
①クリーナーの空気を抜く(ハンドルが中に入った状態)
ホースには接続しないでください。
逆流の原因となります。
②ホースにクリーナーの先端を差し込む
③接続部をしっかり押さえる
④クリーナーのハンドルを一気に引く
⑤詰まりが取れるまで「①〜④」を繰り返します。
①の作業は必ずホースに接続していない状態で行ってください。
においの予防方法
料理中はエアコンを消す
油煙(油の混じった煙)が多く発生する料理はエアコンを消しましょう。
1回停止を押しただけでは内部クリーン運転が開始して送風になりますので、もう一度停止を押すと内部クリーン運転も停止します。(機種よって違います)
エアコンは周囲の空気も吸い込んでいるため、内部に油が付着します。
フィルターやフィンに付着しているほこりに油がつくとカビが発生しやすくなります。
料理が終わったら室内を換気してからエアコンを作動させましょう。
内部クリーン運転を「オン」にする
内部クリーン運転は冷房使用後に付いたフィンの結露を取ってくれる機能です。
暖房や送風を使用して内部を乾燥させることで、カビの発生を抑えることができます。
冷房使用後は毎回内部クリーン運転を自動で行うように設定しておきましょう。
フィルターをこまめに清掃する
フィルターにほこりがついているとカビ発生の原因となります。
エアコンを使用する時期は2週間に一回は掃除するようにしましょう。
オフシーズンは「エアコンカバー」を使う
エアコン上部からほこりが入り込むのを防止するためエアコンカバーを使用します。
エアコンを使用してない時期でも、エアコン上部にはほこりが積もります。
エアコンカバーを使用することでほこりが入るのを防げます。
汚れがひどい場合はクリーニング業者に依頼
以下の場合は業者に依頼しましょう。
- 長年掃除していないためほこりが大量に積もっている
- 洗えない送風ファンの汚れがひどい
- 油汚れがひどい
数年に1回は業者にお願いするのもいいです。
業者選びは「カジタク」がおすすめです。
メリット
大手イオングループ
カジタクは全国展開しているイオンのグループ会社のため安心です。
面倒な訪問見積もりがなく、一律料金
追加料金が発生しないため、汚れがひどいので追加料金ということもありません。
会社独自の研修を受けたプロが訪問
厳しい研修を受けるため、作業者による品質のばらつきが少ない
仕上りに満足行かない場合、もう一度無償でクリーニングしてもらえる
品質に自信があるからこその保証ですね
他社では3000円相当の防カビ・抗菌スプレーが標準サービス
クリーニングのオプションとして多いのが防カビ・抗菌スプレーです。
業者のパーキング代無料
以外と見落としがちなのがパーキング代です。
場所によっては結構な金額になります。
デメリット
他社に比べると少し金額が高め
他社では有料オプションの防カビ・抗菌スプレーが標準と考えれば同等の金額になります。
まとめ
この記事では以下を説明しました。
・エアコンが臭う原因はカビが発生している
・セルフでできる「フィルター」と「フィン(熱交換器)」の掃除方法
・においを抑える工夫
・汚れがひどい場合はクリーニング業者に頼む
セルフでできる範囲はやって節約しつつ、どうしても綺麗にならない時は業者に依頼するなどして使い分けましょう。
注意するところを押さえれば誰でも簡単に作業できますのでぜひチャレンジしてみてください。
この記事がお役に立てたら幸いです。
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