「初めて中古車を買うけどどこで購入したらいいの? 」
「欲しい車がある一番安い店で購入すればいいんでしょ? 」
車は購入するだけではいけません、購入後の対応も重要です。
もし購入した車に不具合が見つかったら修理対応が必要になります。
しっかりしたお店では保証の範囲であれば対応してもらえます。
逆に対応がよくない店では保証の範囲内であっても、何かと理由を付けて対応してくれないなんてことも……。
本ブログでは購入後の対応を含めた、初心者にオススメの購入方法を、購入手順にそってご紹介しますので購入時の参考にしてください。
ご自身で店や車の状態を判断できる方は、中古車販売店の方が相場より安くて、条件にあういい車を購入できる可能性が高くなるかと思います。
購入予算を決める
まずは車をいくらで購入するか検討します。
なんとなく欲しい車が決まっている場合は、中古車相場を確認して予算に問題ないか確認しましょう。
まったく決まってない人はざっくりと予算を決めておきましょう。
予算を決めるは、車の購入時には車本体の価格に合わせて諸費用(環境性能割※)がかかりますので少し多めにみておいてください。
※環境性能割は旧自動車取得税のことです。また、取得金額50万円以下は課税されません。
また、初めて車を買う方は維持費も年間何十万と掛かりますので合わせて検討してください。
現金一括
車を購入する際、現金一括払いとローンを組むの2通りが一般的です。
できれば現金一括払いをオススメします。
それは、自動車ローンは2%程度あり金利が高いからです。
自動車ローン
通常のローン
ディーラーの自動車ローン、銀行やJAの自動車ローンが一般的です。
お勤めの会社で自動車ローンを組めたりすると、意外と金利が安かったりしますので、福利厚生を確認してみましょう。
購入したい車を決める
車を選ぶ際は、ご自身の今の状況や将来のことを考えるのがポイントとなります。
車は購入すると簡単には乗り換えれません。
安く抑えたい方は家族構成が変わっても長く乗れる車を選択しましょう。
使用用途から決める
どのようなシチュエーションで使用するか考えながら検討しましょう。
車の種類も軽自動車、コンパクトカー、ハッチバック、セダン、ミニバン、ピックアップ等いろいろあります。
通勤のみの場合は趣味の車としても使えますので、思い切って二人乗りのオープンカーなんてのもありかもしれません。
小さい子供を乗せる場合はスライドドアの車がオススメです。
子供がドアを開けてしまった際に、ヒンジドアだと隣の車にぶつけてしまうおそれがあります。
スライドドアであればそういった心配がなくなります。
スライドドアの車を購入する際は、運転席側・助手席側の両方が電動スライドドアであることを確認しましょう。
車種によっては運転席側の電動がオプションになっており、手動のスライドドアの場合があります。
使用するエリアの道路状況・環境
細い道が多かったり、自宅の駐車スペースが狭かったりする場合は、軽自動車しかだめとか決まってくるかもしれません。
降雪地域の場合、4WDを選んだ方が雪道を走行する際に安心かもしれません。
セダンなどにある2WDのリア駆動は雪道では操作が難しくなるので、できればやめておきましょう。
また、寒冷地仕様のオプションが付いているかも大きなポイントです。
寒冷地仕様は車の寒さ対策がされていると考えてください。
例えば、フロントガラスに電熱線が入っていて雪を溶かすことができたり、雪が動作の妨げにならないようにパーツがついています。
付いていて欲しいオプション
中古車で購入するならナビ、バックカメラ、ETCは最初から付いているものを購入しましょう。
後から新品で取り付けする値段を考えれば、最初から付いていている中古車を買った方が総額で安く購入できます。
どこで購入する?
車を購入する際にお店は重要なポイントです。
ディーラー・中古車販売店(ガリバー等)・個人オークションのメリット・デメリットをご紹介します。
ディーラー
メリット
- 同じメーカー系のディーラーなら全国どこでも保証が受けられるので、遠方で購入しても近所のディーラーで修理することができる
- 大手メーカーの看板を背負っているため、とにかく安心
- 3年保証が付けられる(年式が古い車でも保証が付けられるため劣化で壊れた部品も交換してももらえる、社外ナビも保証の対象になるメーカーもある、違うメーカーの車でも保証してもらえる)
- タイヤの残りが少ないと無料で交換してもらえることが多い
- 他社メーカーの車だと相場より安いこともある
デメリット
- 中古車販売店より割高になる
- 掘り出し物が出にくい
ディーラーは割高になりますが、大手メーカーの安心感と新車並の保証が受けられます。
自社で整備工場をもっており、整備士の質も高いため、万が一のトラブルにも安心です。
どこで買ったらいいか迷った時は、ディーラーにしておくのが無難です。
中古車販売店(ディーラー以外)
メリット
- 比較的安い価格で購入できる
- 大手だと1店舗で多くのメーカーの車を見ることができる
- 業者のオークションで車を探してもらえる
デメリット
- 販売店によって質のバラツキが大きい(納車されたが整備不足、騙そうとするところもある)
- 素人にはどの販売店がいいか判断は難しい
中古車販売店と一つにしていますが多くの店があります。
大手ですとガリバー・ビッグモーター・ネクステージなどが有名ですね。
中古車販売店で購入する目安として、知り合いが実際に購入してアフターフォローがよかった店などにするといいかもしれません。
個人オークション(ヤフオクなど)
掘り出し物を格安で購入できたりするが、個人売買はトラブルが起きやすいためオススメしません。
車を探す
いい中古車を購入するには、いい情報を早く入手することが大切です。
それぞれ良し悪しがあります。
ネット
欲しい車の条件・どこで購入(ディーラーなど)するか決まったら、ディーラーの中古車サイト(トヨタならGAZOO)、カーセンサー、GOOで検索します。
最近は写真だけでなく、動画でも確認できるようになっています。
ここでいい車を探すポイントをご紹介します。
欲しい車が決まったら1日に最低2回はサイトで確認するようにしましょう。
いい車があるとすぐになくなってしまうので、頻繁にチェックすることが重要です。
買うと決めたら1ヶ月ぐらいは根気よく、昼と夕方ぐらいにチェックするときっといい物件が見つかると思います。
チェックする際は新着順にすると、新しく登録された車を確認しやすくなります。
そして、気になる車が見つかったら、すぐに店舗に電話して仮おさえをしましょう。
すぐに見に行けなくても、数日なら取り置きしてもらえるはずです。
ネット購入するときの注意点として、車によってはお住いの県内在住などが条件になっている場合がありますので確認しておきましょう。
雑誌
今はネットですぐに情報が手に入る時代です。
雑誌では情報の展開が遅いため、雑誌が発売された時点で売れている可能性があります。
さらに、ネットなら無料で閲覧できるのに、雑誌は購入する必要があります。
直接販売店に行く
対面で説明を受けながら購入することができます。
どの車にするか決めきれない、車のことがまったくわからない場合などは、ヒアリングを行った上で条件にあった車を紹介してもらえます。
また、条件を伝えておけば探しておいてくれるため、自分で探す手間が省けますね。
現車確認
「現車確認といってもどこをみたらいいの? 」
「状態がいいのか、悪いのか、わからない」
車に詳しく無い方はこうなるのではないでしょうか?
実際のところプロであっても、エンジンの中やこれまでどういった状況で使用されていたかまではわかりません。
そのために保証がありますが、できれば最初から状態がいい車を選びたいと思うのが普通です。
これくらいは見ておきたい! ってポイントをご紹介します。
- 異音が無いか? …エンジンを掛けて大きな音や、大きな振動が無いかをチェックしましょう。気になる音があったら異常な音でないかを教えてもらいましょう。
- タイヤの溝はあるか? …溝が少なくなっていたら新品に交換できないか交渉しましょう。無料で交換してもらえるかもしれません。
- 傷や凹みは? …それぞれの車に鑑定書があり、傷の箇所・程度が記載されています。すべて確認しましょう。また、鑑定書に載っていない傷があった場合は、値段を安くできないか交渉してみましょう。
- 内装はきれいか? …車を大事に扱う人は、内装もきれいなことが多いです。また、タバコの匂いが気になる方は禁煙車だったか、ペットが苦手な方はペットを載せた形跡は無いかを確認しましょう。このような場合、相場より価格が下げられていることがあります。
- メンテナンス頻度は? …しっかり整備されている車は、整備記録簿にオイル交換の日にちなどが記入してあります。車のダッシュボードに入っているので確認しましょう。
見積もりをもらう
見積もりを確認して余分な内容が入っていないか確認しましょう。
例えば、ガラスコーティング・メンテナンスパックなど、頼んでいないのに勝手に入っている場合があります。
ひとつひとつ内容を確認して不要であれば削除してもらい、納得してから契約に移ります。
契約
用意される契約書にしたがって、サインしたり必要な書類を集めましょう。
わからないところがあったらお店の人に確認して進めれば大丈夫です。
自動車保険
ディーラーで取り扱っている保険に入るか、少しでも安くしたい方は自分でネットで契約します。
ネットでの契約時には現在の「走行距離」と「車検証の記載内容」が必要となりますので確認しておきます。
車検証は名義変更したらEメールで送ってもらうか、コピーを郵送してもらいましょう。
納車日までには契約をすませておく必要がありますので、早めに進めておきましょう。
保険開始日は納車の日で大丈夫です。
納車
ここまで進めばあとは受け取りにいくだけとなります。
ただ、最後まで気を抜かずにお願いしたことが確実にやられているかを確認してから受け取りましょう。
新車を検討してみては?
ここまで中古車購入の話をしましたが、新車の購入も検討して欲しい場合があります。
例えば、リセールバリューのいい車を購入する時です。
リセールバリューがいい車は売るときの値段が高くなります。
したがって、中古車の値段も高くなってしまいます。
そうなると、新車と中古車の値段の差がなくなって、中古車を購入するメリットが薄れてしまいます。
新車を購入すれば、初回の車検は3年後・あたりまえですが未使用車・売るときにワンオーナーや高年式となり、リセールバリューがよくなる・税金が免除される場合があるなどを考慮しましょう。
意外と新車の方がいい場合があります。
まとめ
車の購入手順にそって流れを説明しました。
中古車を購入する時、状態のいい車を相場より安く購入したいと思うはずです。
ただ、大きい買い物なので初心者の方は安心を選んでディーラーで購入することをオススメします。
本ブログが少しでも参考になれば幸いです。
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