ラミネーター選びでこんなことに悩んでいませんか?
・似たような機種がいっぱいでどれを選んでいいかわからない。
・ラミネートを失敗しにくい機種は?
ラミネーターを選ぶ基準は次の3つが大事です。
「対応サイズ」「ウォームアップ時間」「フィルム巻き込み防止機能」です。
そして、メーカーは何社かありますが、ナカバヤシの3機種がオススメです。
この記事を読むことで次のことがわかります。
・メーカーは「ナカバヤシ」がオススメ
・予算別オススメ3機種
・長く使うコツをご紹介
メーカーが数社、機種もたくさんあり、どれを選んでいいか迷ってしまいますが、この記事を読めばあなたにぴったりの一台が見つかります。
ラミネーター選びの参考にしてください!
ラミネーターを選ぶ基準は3つ
ラミネーターの仕様でいろんな数値や機能があります。
その中でも選ぶ基準として「対応サイズ」「ウォームアップ時間」「フィルム巻き込み防止機能」で比較します。
対応サイズ
ラミネート可能な最大サイズです。
ラミネートしたいものの大きさによってラミネート可能なサイズを選びましょう!
当たり前ですがラミネートしたいものより小さいサイズを購入してしまうとラミネートすることができません。
サイズは2パターンでA4サイズまで可能なものと、A3サイズまで可能なものがあります。(対応サイズより小さいものはラミネート可能)
今はA4サイズしかラミネートする予定がなくても、迷った場合は大きめのA3サイズが可能な機種にしましょう。
また、A4サイズがギリギリのラミネートできるサイズにしてしまうと端の接着面積が小さくなり剥がれの原因となります。
大は小を兼ねるで迷ったらA3サイズを選びましょう!
ウォームアップ時間
電源を入れてからラミネートを開始できるまでの時間です。
ウォームアップ時間は早い方がいいです。
早い機種は40秒程度です。
遅い機種だと数分掛かることもあり、ちょっと使いたい時に面倒になりせっかく購入したのに使用回数が減ってしまいます。
せっかく購入しても使わないのはもったいないですね。
フィルム巻き込み防止機能
フィルムがローラーに巻き込まれるのを防止する機能です。
ラミネーターが故障する原因としてローラー部にフィルムの巻き込みがあります。
フィルムが巻き取られてしまうと簡単に直せず、無理に引っ張ると故障してしまいます。
巻き込みが発生した時に逆転機能やフリー機能があれば引っ張り出すことができるかもしれません。
また、そもそも巻き込みが発生しない構造になっている機種もあります。
巻き込みしてしまうと取り出せても故障しやすくなりますので、最初から巻き込みが発生しない方がいいですね!
メーカーはナカバヤシがオススメ
メーカーは「アイリスオーヤマ」「ナカバヤシ」「アスカ」などがあります。
その中でもオススメのメーカーは「ナカバヤシ」です。
ナカバヤシをオススメするポイントは2点です。
1点目はナカバヤシのラミネーターは低価格でラミネートの巻き込み防止機能がついています。
前述しましたが巻き取り防止機能があることで失敗しにくくなります。
巻き取られたら逆転機能でいいのでは?
逆転機能は取り出すことはできますが、ラミネートしようとしたものが破損してしまいます。
破損したものが大切なものだったりすると大変です。(大切な物はラミネートしないでくださいと説明書に記載してありますが・・・)
ですから、巻き取られた後に対処するより、そもそも巻き取られない方がいいです。
巻き取り防止機能はフィルムがローラーに巻き込まれるのをワイヤーが防ぎ、フィルムを出口へ案内します。
もう1点はランニングコストが安いことです。
各社専用のラミネートフィルムを取り扱っていますが、比較的ナカバヤシのラミネートフィルムは安く購入できます。
ランニングコストにも注目するようにしましょう!
ラミネートフィルムは他社のを使ったらいけないの?
各社使用するラミネートフィルムは「メーカー専用品をお使いください」となっています。
ラミネーターの温度や送り時間はラミネーターに合わせて設定されていると思いますので、専用品を使用した方が綺麗にラミネートできたり、故障の原因である詰まりや巻き込みが起こりにくくなります。
・ラミネートフィルムA4 100μ
予算別オススメ3機種
いざラミネーターを購入しようとするとメーカーや機種がたくさんあり迷ってしまいますよね?
同じような形なのに少しずつ機能が違います。
予算別で3機種ご紹介します。
主要機種比較表
ナカバヤシとアイリスオーヤマを比較してみました。
同じ価格帯ではほぼ同じ機能です。
大きな違いは巻き込み対策です。
ナカバヤシは巻き込み防止構造でアイリスオーヤマがリバース機能です。
メーカー | 商品名 | 価格
参考 |
型式 | 対応
サイズ |
ウォーム
アップ 時間(100μ設定) |
巻き込み対策 | ローラー数 | 対応厚さ | ラミネート
厚さ |
加工速度A4 |
ナカバヤシ | クイックラミ
R4 A3 |
1.1万 | NQL−R4A3DS | A4・A3 | 40 | フィルム巻き込み
防止構造 |
4 | 100μ・150μ | 0.6mm | 45 |
ナカバヤシ | クイックラミ
R2 A3 |
0.8万 | NQL−R2A3LG | A4・A3 | 40 | フィルム巻き込み
防止構造 |
2 | 100μ・150μ | 0.6mm | 45 |
ナカバヤシ | クイックラミ
R2 A4 |
0.6万 | NQL−R2A4LG | A4 | 40 | フィルム巻き込み
防止構造 |
2 | 100μ・150μ | 0.6mm | 45 |
アイリス
オーヤマ |
高速起動
ラミネーター |
1.1万 | HSL-A34 | A4・A3 | 35 | リバース機能 | 4 | 100μ・150μ | 0.6mm | 52 |
アイリス
オーヤマ |
高速起動
ラミネーター |
0.8万 | HSL-A32-W | A4・A3 | 35 | リバース機能 | 2 | 100μ・150μ | 0.6mm | 43 |
アイリス
オーヤマ |
高速起動
ラミネーター |
0.6万 | HSL-A42-W | A4 | 35 | リバース機能 | 2 | 100μ・150μ | 0.6mm | 43 |
ナカバヤシ クイックラミRシリーズがオススメ
価格は6,000円〜11,000円です。
共通の機能として「ウォームアップ時間40秒」「対応厚さ100μ・150μ」「A4加工速度45秒」となっており、一般向けのラミネーターの中で比較してもトップクラスの性能です。
特に、ウォームアップ時間の40秒は早いです。
価格帯別でオススメをご紹介します。
波打ちなく綺麗にラミネートしたい人向け 約11,000円
ローラーが4本あることで波打ちがしにくくなります。
少しでも波打ちをなくしたい場合はこちらを選択しましょう。
ラミネートできればいい人向け 約8,000円
価格と性能のバランスが取れた機種です。
ローラーは2本ですが工夫次第で波打ちなく綺麗にラミネートすることができます。
A3サイズまでカバーしています。
A4サイズだけなので価格が安い機種がいい人向け 約6,000円
対応サイズがA4のみとなります。
サイズを絞ることでA3サイズ対応より2,000円程安くなります。
長く使うコツをご紹介
長時間の使用はしない
ローラーが発熱しているので機械自体も熱くなります。
熱はプラスチック部品や制御基板によくないので、なるべく短い時間で使用するとダメージを抑えることができます。
ラミネートフィルムの逆挿入をしない
ラミネートフィルムの挿入方向に注意しましょう。
ラミネートフィルムは接合されている側から挿入します。
また、カットしたラミネートは使用したらいけません。
ラミネートの最大厚さを守る
ラミネート厚さは0.6mmと記載してあるので守りましょう。
ラミネート単体の厚さが150μの場合、厚紙(写真、ハガキ、画用紙、名刺等)はラミネートすることができません。
厚すぎると詰まりの原因となります。
ラミネートサイズとラミネートするもののサイズを合わせる。
ラミネートサイズに対して何もない部分が多い状態でラミネートすると波打ちしやすくなり、波打つと詰まりの原因となります。
取扱説明書は必ず読む
ラミネーターは繊細で取り扱いを間違えると故障しやすいです。
上記にあげた以外にも多くの注意し事項がありますので、使用前に必ず取扱説明書を読むようにしましょう。
うっかり壊してしまう確率を減らすことができますし、ラミネートの失敗も減らすことができます。
まとめ
この記事ではオススメのナカバヤシ3機種をご紹介しました。
ナカバヤシは巻き込み防止機能がついているため、巻き込みによる失敗を防ぐことができます。
また、ラミネーターに求める機能を絞ることで適切な機種を選ぶことができます。
ラミネーター選びの参考になれば幸いです。
4本ローラータイプ
コメント