特別児童扶養手当をわかりやすく紹介【福祉手当】

その他

障害児のお金の手当第1回(全3回)です。

障害児にはいろいろ福祉手当があります。

 

今回は「特別児童扶養手当」についてご紹介します。

本ブログでは「支給要件」「支給額」「支給条件」「支給期間」「受付場所」「申請に必要なもの」をできるだけわかりやすく掲載しますのでぜひご覧ください。

また、こちらの手当を受けるには療育手帳がほぼほぼ必要になりますので「療育手帳は取得した方がいい?申請方法や優遇制度を紹介【愛護手帳・愛の手帳・緑の手帳】」も合わせてご覧になることをオススメします。

 

 

 

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特別児童扶養手当とは

精神または身体に障害を有する児童について手当を支給することにより、これらの児童の福祉の増進を図ることを目的にしています。

出典元:特別児童福祉手当について

支給要件

20歳未満で精神又は身体に障害を有する児童を家庭で監護、養育している父母等に支給されます。

出典元:特別児童福祉手当について

※監護…監督して保護していること

支給額・支給条件

2020年4月17現在

内容 対象者
種別 支給額

身体または精神に障害のある20歳未満の児童を監護している親または養育者

1級 52,200円(月額) 重度の身体障害(おおむね身体障害者手帳の1級・2級)または重度の精神障害(知的障害の場合は療育手帳A判定とB判定の一部)
2級 34,770円(月額) 中度の身体障害(おおむね身体障害者手帳の3級・4級の一部)または中度の精神障害(知的障害の場合は療育手帳B判定)

種別の1級・2級という表現は身体障害者手帳・療育手帳の等級と異なります。

※療育手帳は自治体によって名称、障害程度の表示とその判定基準などに多少相違があります。

例えば、療育手帳、愛護手帳、愛の手帳、緑の手帳などです。

詳しくは「療育手帳は取得した方がいい?申請方法や優遇制度を紹介【愛護手帳・愛の手帳・緑の手帳】」で確認してください。

※手帳がなくても受け取れる場合があります。詳しくはお住いの自治体の窓口に確認してください。

 

お金を支給してもらえる手当がいくつかあり、ごちゃごちゃになりますよね。

大きなものとしては「特別児童扶養手当」←今回「障害児福祉手当」「市町村独自の福祉手当」の3つに該当するのではないでしょうか。

それぞれ支給条件に違いがあります。

支給期間

手続きの翌月分から児童が20歳となるまで

支給月

4月(12〜3月分)

8月(4〜7月分)

12月(8〜11月分)

の原則11日(土日祝日にあたる場合はその前日)

支給制限

  • 児童が自分の障害を理由とする年金を受給できるとき
  • 児童が児童福祉施設などに入所しているとき
  • 所得が所得制限をこえているとき

所得限度額表

扶養親族の数 0人 1人 2人 3人
受給資格者 4,596,000円 4,976,000円 5,356,000円 5,736,000円
配偶者

扶養義務者

6,287,000円 6,536,000円 6,749,000円 6,962,000円

「特別児童扶養手当」の受給資格者は障害児の父母等(所得の一番高い人)です。

例えば、障害児の親が配偶者・子ども2人の計3人を扶養している場合、所得制限は573万円になります。

年収の目安は770万円ぐらいです。

 

※この表は所得であって年収ではありません。

所得は源泉徴収表の給与所得控除後の金額で確認できます。

所得の計算式は「所得=年収ー控除額」です。

受付場所

お住いの市区町村の窓口で受付しています。

申請に必要なもの

  1. 請求者と児童の戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)※発行後1カ月以内のもの
  2. 印鑑
  3. マイナンバー通知カード、または、個人番号カード(請求者・児童・配偶者・扶養義務者のもの)
  4. 請求者名義の預金通帳(対象児童名義ではありません)
  5. 診断書 ※身体障害者手帳や療育手帳をお持ちの方は、診断書の提出が省略できる場合があります
  6. 本人確認書類(運転免許証など)

 

各自治体・対象となる児童などの状況に応じて、提出する書類が異なりますので、市区町村の窓口まで問い合わせてください。

厚生労働省の特別児童扶養手当のリンク

特別児童扶養手当について

まとめ

今回は「特別児童扶養手当」についてご紹介しました。

 

各種手当に該当していても自治体は教えてくれなかったりします。(窓口に行けば親切に教えてくれます)

そのため、先に情報を集めてから窓口に問い合わせることも重要です。

用意されている制度なので有効に活用しましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

本ブログでは生活を楽にする工夫を記事にしていますのでぜひ参考にしてください!

 

 

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